付録B:用語集
B-1. 七領域名称
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 前提 | ぜんてい | 論理構築の土台となる出発点の命題や仮定 |
| 論理 | ろんり | 前提の上に構築される推論の骨格 |
| 反論 | はんろん | 論理の耐久性を検証するための攻撃的検証 |
| 定義 | ていぎ | 前提・論理・反論で使用する概念の意味を確定する基盤層 |
| 分岐 | ぶんき | 論理展開の中に存在する選択点とその経路 |
| 帰結 | きけつ | 論理構築のゴール地点。全要素が収束する結論 |
| 射程 | しゃてい | 帰結の有効範囲と適用条件を明示する領域 |
B-2. 第一領域:前提の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 前提の由来 | ぜんていのゆらい | 前提がどの情報源・経験・理論から生まれたかという出自 |
| 前提の導出 | ぜんていのどうしゅつ | 前提に至るまでの思考プロセス |
| 前提の経路 | ぜんていのけいろ | 由来から導出までに通った道筋と棄却した選択肢 |
| 前提の明確化 | ぜんていのめいかくか | 前提を曖昧さなく一文で言語化すること |
| 暗黙の前提 | あんもくのぜんてい | 明示されていないが論理の中に隠れている未宣言の仮定 |
B-3. 第二領域:論理の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 論理の楔 | ろんりのくさび | 論理展開の中で絶対に動かない固定点 |
| 論理の網 | ろんりのあみ | 論理がカバーしている範囲の全体像 |
| 論理の穴 | ろんりのあな | 論理展開内の脆弱点・飛躍点 |
| 論理の数珠つなぎ | ろんりのじゅずつなぎ | 各論理ステップ間の因果連鎖の確実性 |
| 因果連鎖 | いんがれんさ | 原因と結果が途切れなく繋がっている状態 |
| 過剰一般化 | かじょういっぱんか | 限定的な結論を適用範囲を超えて普遍的に主張してしまう誤謬 |
B-4. 第三領域:反論の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 反論の角度 | はんろんのかくど | 反論がどの立場・視点・学派から来ているかの方向性 |
| 反論の純度 | はんろんのじゅんど | 反論自体に誤謬や感情論が混入していないかの品質 |
| 反論の意図 | はんろんのいと | 反論が破壊・修正・深化のいずれを目的としているか |
| 反論の数珠つなぎ | はんろんのじゅずつなぎ | 複数の反論同士の関係性と体系性 |
| 反論の導出 | はんろんのどうしゅつ | 反論が生まれるまでの推論過程 |
| 反論の由来 | はんろんのゆらい | 反論の源泉となる学術・経験・感情・理論体系 |
| 耐久試験 | たいきゅうしけん | 自分の論理を意図的に攻撃し、その耐性を事前に確認する工程 |
B-5. 第四領域:定義の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 定義の宣言 | ていぎのせんげん | 核心概念の意味を議論の冒頭で明示的に示すこと |
| 定義の一貫性 | ていぎのいっかんせい | 同じ言葉が論理展開の途中で意味を変えていないこと |
| 定義の境界 | ていぎのきょうかい | 定義が含むものと含まないものの線引き |
| 定義の合意 | ていぎのごうい | 議論の当事者間で定義が共有されていること |
| 偽の整合性 | ぎのせいごうせい | 定義のすり替わりによって見かけ上は論理が通っているが実際は破綻している状態 |
B-6. 第五領域:分岐の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 分岐の発見 | ぶんきのはっけん | 論理内に存在する選択点の認識 |
| 分岐の選択理由 | ぶんきのせんたくりゆう | ある分岐点でその道を選んだ根拠 |
| 分岐の棄却経路 | ぶんきのききゃくけいろ | 選ばなかった道の先にある可能性 |
| 分岐の影響範囲 | ぶんきのえいきょうはんい | 分岐の選択が後続の論理と結論に与える影響の大きさ |
B-7. 第六領域:帰結の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 帰結の必然性 | きけつのひつぜんせい | 結論が論理の積み重ねから必然的に導かれていること |
| 帰結の唯一性 | きけつのゆいいつせい | 同じ前提と論理から別の結論が導出されないこと |
| 帰結の整合性 | きけつのせいごうせい | 結論が最初の前提と矛盾しないこと |
| 帰結の重量 | きけつのじゅうりょう | 結論の重さが議論の規模に対して適切であること |
B-8. 第七領域:射程の要素
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| 射程の範囲 | しゃていのはんい | 論理が有効に機能する条件と領域 |
| 射程の限界 | しゃていのげんかい | 論理が適用できなくなる境界点 |
| 射程の誤用防止 | しゃていのごようぼうし | 論理が本来の射程を超えて使用されるリスクの管理 |
| 射程の拡張可能性 | しゃていのかくちょうかのうせい | 条件追加により論理の有効範囲を広げられる余地 |
| 過剰一般化 | かじょういっぱんか | 射程を超えた結論の普遍化。B-3も参照 |
B-9. 体系構造の用語
| 用語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| Septenct | セプテンクト せぷてんくと |
本体系の正式名称。五つのラテン語からそれぞれ音を抽出し六文字に圧縮した造語。「七つの誠実さを土台に、炉で鍛え、構造として組み上げよ」 |
| 七領域構造 | ななりょういきこうぞう | 前提・論理・反論・定義・分岐・帰結・射程の七領域で論理構築を検証するフレームワーク |
| 循環関係 | じゅんかんかんけい | 前提→論理→反論→前提の再検証というサイクルで論理の強度を高め続ける構造 |
| 基盤層 | きばんそう | 他の領域の全てに横断的に関与する下支えの層。Septenctでは定義がこれにあたる |
| 領域間の依存関係 | りょういきかんのいぞんかんけい | 七領域が互いに影響し合う有機的な接続構造 |