第4章:第1層 - 時空座標条件
4-1. 概要
第1層は、時間旅行における「いつ」「どこに」到達するかの精度を判定する。時間座標と空間座標の両方を扱う。
| 項目 |
内容 |
| 層名 |
第1層:時空座標条件 |
| 英語名 |
Spacetime Coordinate Conditions |
| カテゴリ数 |
2 |
| 用語数 |
7 |
| 役割 |
到達地点の精度を判定する |
4-2. カテゴリ構成
| カテゴリ |
用語数 |
内容 |
| 時間座標精度 |
4 |
いつに到達するかの精度 |
| 空間座標 |
3 |
どこに到達するかの状態 |
4-3. 時間座標精度(Time Coordinate Precision)
| 用語 |
英語 |
定義 |
| 時間座標点 |
Time Point |
特定の瞬間を指す時間上の座標 |
| 完全指定 |
Full Designation |
年月日時分秒を正確に指定して到達可能な状態 |
| 範囲指定 |
Range Designation |
大まかな時代・期間のみ指定可能な状態 |
| ランダム |
Random |
到達時点を制御できない状態 |
4-4. 空間座標(Spatial Coordinate)
| 用語 |
英語 |
定義 |
| 空間座標指定点 |
Spatial Point Designation |
目的の空間座標に正確に到達する状態 |
| 空間座標ズレ |
Spatial Deviation |
目的地からズレた位置に到達する状態 |
| 空間座標上書き |
Spatial Displacement |
到達地点に既存の物体・空間状態が存在する場合、それが上書きされる状態 |
4-5. 時空座標の組み合わせマトリクス
| 時間座標 |
空間座標 |
精度評価 |
パラドックス発生可能性 |
| 完全指定 |
指定点 |
最高 |
高(狙った介入が可能) |
| 完全指定 |
ズレ |
高 |
中(時間は正確だが場所が不確実) |
| 完全指定 |
上書き |
高 |
高(空間への影響あり) |
| 範囲指定 |
指定点 |
中 |
中(時間が不確実) |
| 範囲指定 |
ズレ |
低 |
低(両方が不確実) |
| 範囲指定 |
上書き |
中 |
中(空間への影響あり) |
| ランダム |
指定点 |
低 |
低(制御不能) |
| ランダム |
ズレ |
最低 |
最低(完全に制御不能) |
| ランダム |
上書き |
低 |
低(予測不能な影響) |
4-6. 判定フロー
flowchart TD
START[第0層から継続] --> Q1{時間座標の精度は?}
Q1 -->|年月日時分秒を指定可能| T1[完全指定]
Q1 -->|大まかな時代のみ| T2[範囲指定]
Q1 -->|制御不能| T3[ランダム]
T1 --> Q2{空間座標の状態は?}
T2 --> Q2
T3 --> Q2
Q2 -->|正確に到達| S1[空間座標指定点]
Q2 -->|ズレた位置に到達| S2[空間座標ズレ]
Q2 -->|空間が上書きされる| S3[空間座標上書き]
S1 --> EVAL{精度評価}
S2 --> EVAL
S3 --> EVAL
EVAL --> NEXT[第2層へ進む]
4-7. 第1層の判定結果が与える影響
| 時間座標精度 |
後続層への影響 |
| 完全指定 |
特定の人物・事象への介入が可能、パラドックスリスク増大 |
| 範囲指定 |
目的達成が困難、偶発的な影響が発生しうる |
| ランダム |
制御不能、意図したパラドックスは発生しにくい |
| 空間座標 |
後続層への影響 |
| 指定点 |
目的地での行動が可能 |
| ズレ |
目的達成に追加行動が必要 |
| 上書き |
空間そのものへの影響、物理法則系の問題が発生しうる |