付録B:用語集
B.1 基本概念
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| ストラクブル | すとらくぶる | Structure + Table の造語。セリフをテーブル形式で表現する創作フォーマット |
| ストラクブル・スタンダード | すとらくぶる・すたんだーど | ストラクブルの公式仕様書 |
| 完全分離 | かんぜんぶんり | セリフと非セリフを混在させない原則 |
| 判定基準 | はんていきじゅん | 「声に出したか否か」によってセリフと非セリフを区別する基準 |
| 判定フロー | はんていふろー | 言葉や表現がセリフか非セリフかを判定する手順 |
B.2 セリフ関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| セリフ | せりふ | 声に出された発話。テーブル形式で記述する |
| 非セリフ | ひせりふ | 声に出されていない全ての要素。地の文・心の声・ナレーション等 |
| 同時発話 | どうじはつわ | 複数人が同じタイミングで発話すること。話者列に複数名を記載して対応 |
B.3 心の声関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 心の声 | こころのこえ | キャラクターの内面の思考。声に出されていないため非セリフ扱い。三手段(横配置・縦配置・引用ブロック)で構造化可能 |
| 横配置 | よこはいち | セリフと心の声が同じ瞬間に存在するとき、セリフの隣に心の声列を置く方式 |
| 縦配置 | たてはいち | セリフの直後に心の声が続くとき、話者列に「心の声」と記載しドッキングする方式 |
| 引用ブロック(心の声) | いんようぶろっく(こころのこえ) | セリフより先に思考が発生するとき、>>で心の声を記述する方式。Ver. 3.0で導入 |
| 思考先行型 | しこうせんこうがた | 心の中で思ってから声に出すパターン。>>引用ブロックで表現する |
| ドッキング | どっきんぐ | 縦配置において、心の声行をセリフ行の直下に接続すること |
B.4 地の文・記憶・断片関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 地の文 | じのぶん | 語り手による描写・説明。>引用ブロックで記述し【話者】を明記する |
| 記憶の断片 | きおくのだんぺん | キャラクターの脳裏に浮かぶ過去の断片。>>>で表現する。Ver. 3.0で導入 |
| 孤立した断片 | こりつしただんぺん | 物語の時間軸から完全に切り離された、帰属先のない断片。コードブロックで表現する。Ver. 3.0で導入 |
| 散文 | さんぶん | 韻律や形式に縛られない通常の文章。Ver. 2.0までの地の文の記述形式 |
B.5 帰属関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 帰属 | きぞく | 心の声や記憶の断片が、特定の話者に属すること |
| 帰属ルール | きぞくるーる | 各記法において、誰の心の声・記憶であるかを判別するための規則 |
| 語り手 | かたりて | 三人称全知視点など、特定の視点人物がいない場合に地の文の【話者】として使用する表記 |
B.6 テーブル構造関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| テーブル | てーぶる | 行と列で構成される表形式。ストラクブルの基本構造 |
| 話者列 | わしゃれつ | セリフテーブルの左列。発話者を明示する。必要に応じて状況を付記可 |
| セリフ列 | せりふれつ | セリフテーブルの中央列。発話内容を記載する |
| 心の声列 | こころのこえれつ | 横配置時にセリフテーブルの右列に追加される列。声に出していない内心を記載する |
| 演技指示列 | えんぎしじれつ | 台本形式のセリフテーブルの右列。演技に関わる指示を記載する。空欄時も3列構造を維持する |
| 識別子 | しきべつし | 群衆シーンでモブキャラを区別するための記号(男A、女B等) |
| 状況付記 | じょうきょうふき | 話者列に状況を追記すること(例:花子(電話越し)) |
B.7 台本形式専用
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 演出 | えんしゅつ | BGM・SE・間・無音・モノローグなどの指示(台本のみ) |
| 演技指示 | えんぎしじ | 声のトーン・表情・身体の動きなど演技に関わる指示。台本形式のセリフテーブル第3列に記載する |
| ナレーション | なれーしょん | ナレーターによる第三者視点の語り(台本のみ) |
| モノローグ | ものろーぐ | 台本形式において、演者が内面を語る独白。コードブロックで表現し、演出テーブルで話者を指定する。Ver. 3.0で導入 |
| BGM | びーじーえむ | 台本の演出テーブルで指定する背景音楽 |
| SE | えすいー | 台本の演出テーブルで指定する効果音(Sound Effectの略) |
| 間 | ま | 台本の演出テーブルで指定する沈黙の時間 |
| 無音 | むおん | 台本の演出テーブルで指定する完全無音の時間 |
| フェードアウト | ふぇーどあうと | 音や映像が徐々に消えていく演出 |
B.8 形式関連
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 小説形式 | しょうせつけいしき | ストラクブルを小説に適用する際の仕様。セリフテーブル・心の声・地の文・記憶の断片・孤立した断片・場面転換で構成される |
| 台本形式 | だいほんけいしき | ストラクブルを台本に適用する際の仕様。セリフテーブル・演出テーブル・ナレーション・モノローグ・場面転換で構成される |
| 場面転換 | ばめんてんかん | 場所・時間・状況が変わる区切り |
B.9 Markdown・HTML記法
| 用語 | 読み方 | 定義 |
|---|---|---|
| 引用ブロック | いんようぶろっく | Markdownの>記法。ストラクブルでは地の文(>)、心の声(>>)、記憶の断片(>>>)に使用する |
| コードブロック | こーどぶろっく | Markdownの\`\`\`記法。ストラクブルでは孤立した断片(小説)およびモノローグ(台本)に使用する |
| rubyタグ | るびたぐ | HTMLの<ruby>タグ。漢字にふりがなを付与するために使用する。W3C標準 |
| ブロック分離 | ぶろっくぶんり | テーブルやコードブロック等の挿入により、地の文の引用ブロックが分断されること。分離後は【話者】の再明記が必要 |
| 水平線 | すいへいせん | Markdown記法の---で表現される視覚的区切り線。小説形式の場面転換に使用する。台本形式の場面転換は場所|時間のテーブルで行う |